組合長あいさつ
令和5年度は、第9次中期3か年計画の2年度目として、経営ビジョンに掲げた「食と農を基軸とした総合サービス」の提供により、いつまでも必要とされるJAであり続けることを目指し、「持続可能な農業の実現」、「安心して暮らせる豊かな地域社会の実現」、「目指す姿を実現する強いJAづくり」の3つの基本方針の達成に向け取り組んでまいりました。 「秋田県1JA」の実現に向けて取り組んできました組織再編協議は、大きな方向転換となりました。これまで座談会等で、合併を目指す背景や合併により期待できる効果などを説明してまいりましたが、合併協議から離脱するJAが相次ぎ、このままの状態では協議を進めることができないとの判断から一旦休止することとなりました。今後は各JAが自立経営を進めるとともに、将来の「秋田県1JA」を見据えながら、JA間やJA・連合会間の事業連携などを進める案が示されています。 当JAとしては、農業や地域社会、JAを取り巻く環境の変化に対応できるように持続可能な経営を目指して、組合員との対話を重ね、「強いJAづくり」のための自己改革をさらに進めてまいります。 業務体制については、福祉・介護事業において、地域環境の変化などに伴う利用者の減少により山田ケアセンターを閉鎖し、福祉センターへの統合を進めました。今後はきめ細やかなサービスを心がけ、利用者に選ばれる施設を目指してまいります。 事業活動においては、JAの総合力を生かした事業活動や健全な経営基盤の確立に取り組んだ結果、令和5年度決算は事業利益4,304万円、当期剰余金は2,479万円となりました。 今後も役職員一丸となり健全経営により信頼されるJAを構築してまいりますので、なお一層のご協力をお願いいたします。 |
令和6年8月
こまち農業協同組合
代表理事組合長 遠田 武
JAこまちについて
平成10年6月に1市、3町、2村の湯沢市、湯沢、東成瀬、駒形、稲川、皆瀬、雄勝町、羽後三輪、西馬音内、田代、仙道の総合11JA、専門1JA(雄勝果樹)が合併し、JAこまちが誕生しました。その後、平成15年12月の機構改革を経て、令和3年3月に店舗統廃合を実施し、本店・6支店・各事業所の体制で現在に至っております。
当JAは、秋田県内陸南部に位置し、東は奥羽山脈によって岩手県と界をなし、西は出羽丘陵の一角を占め、南は神室山系によって山形、宮城の両県に接し、北は横手市と界をなしております。
雄物川の上流域及び成瀬川、皆瀬川、役内川などの各支流並びに子吉川の支流である石沢川の各流域に開かれた農耕地では「あきたこまち」を中心とした米をはじめ、野菜、果樹、花卉、畜産など県内でも有数の複合産地を形成しており、安全で高品質な農畜産物の供給基地を目指し、農業技術の向上と生産履歴記帳を推進し、それぞれの特性を生かした産地づくりに取り組んでおります。
なお、行政区は平成17年3月22日に自治体の広域合併により誕生した湯沢市(旧湯沢市、稲川町、皆瀬村、雄勝町)、東成瀬村、羽後町(三輪・西馬音内・田代・仙道地区)により形成されております。
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経営理念
組合概要
■会社名 | こまち農業協同組合(JAこまち) |
■所在地 | 〒012-0825
秋田県湯沢市北荒町5番8号 |
■電話番号 | 0183-78-2211(代表) |
■FAX番号 | 0183-78-2228(代表) |
■代表者 | 代表理事組合長 遠田 武 |
■設立年月日 | 平成10年6月1日 |
本支店・事務所のご案内_R6.4.1 (416KB) |
交通アクセス
本店住所 : 秋田県湯沢市北荒町5番8号
イメージキャラクター「こまちゃん」
JAこまちの農畜産物を県内外へPRするため、イメージキャラクターを公募し、可憐で元気な「こまちゃん」が誕生しました。
胸にはサクランボ、手には笑顔のお米で、豊かな自然とみのりに恵まれた、JAこまちにふさわしいキャラクターです。
農畜産物販売のほか、食育教育活動などにも活躍し、広くJAこまちをPRし、みんなに愛されるキャラクターを目指します。