湯沢の町中を散歩してみると、何気なく立ち並ぶ建築物の中にこういったものがありました。

以前から目に入ってはいましたが何かあるな程度の認識で通り過ぎていました。

今回は近くにたまにお邪魔する洋服屋さんがあるので、その帰り道でふと訪れることにしました。

調べてみると立て看板にも記載がありますが、白井晟一という昭和初期に活躍した建築家さんが設計したもので、

同じく湯沢市内にある顧空庵という建物とともに平成３１年に国の有形文化財に登録されたそうです。

白井晟一さんは若いころドイツで学んでいた時期があり、この四同舎の外観や内装はどこかヨーロッパを感じさせるところがあると思います。

既にありませんが秋ノ宮村役場の設計にも関わっており、一時期とはいえ湯沢で世界的な建築家さんが活躍していたというのは誇らしく感じます。

顧空庵も近隣にあるようなので、近々訪れてみようかと思います。

ペンネームS.F.K