組合長あいさつ

農業を取り巻く情勢は、コロナ禍による世界的なサプライチェーンの混乱や、国際情勢の緊迫化により穀物貿易などに混乱が生じています。国民生活においても、海外からの原材料調達コストが上がり食料品の値上げ等が続いているなか、身近な食への不安が広がり食料安全保障への関心が高まっており、政府・与党においても我が国の「食料安全保障の在り方」の検討が本格化しています。生産面においても、燃料価格や配合飼料価格が高騰しているなか、とりわけ肥料原料価格は急騰しており国際価格への懸念もさることながら、輸送費等のコスト増もあり価格負担の増加は避けられず大変厳しい状況にあります。
令和3年度は、第8次中期総合3か年計画の最終年度として、経営ビジョンに掲げた「JAこまちは総合事業の展開と自己改革の継続実践により、安心と信頼で選ばれるJAを目指します」に基づき、基本方針の農業者の所得増大と農業生産の拡大による一層の農業振興、総合事業による地域インフラ機能の発揮、継続した強固な経営基盤の確立に取り組んでまいりました。
全事業へ役職員一体となって事業推進活動を行ったことや事業にかかる経費の圧縮などの効果により、令和3年度決算は事業利益で6,539万円、当期剰余金は1億1,060万円となりました。
しかし、JAを取り巻く事業環境は今後も一層厳しくなるものと想定されますので、役職員一丸となり健全経営により信頼されるJAを構築してまいりますので、今後もなお一層のご協力をお願い致します。
令和4年7月
こまち農業協同組合
代表理事組合長 遠田 武
JAこまちについて
平成10年6月に1市、3町、2村の湯沢市、湯沢、東成瀬、駒形、稲川、皆瀬、雄勝町、羽後三輪、西馬音内、田代、仙道の総合11JA、専門1JA(雄勝果樹)が合併し、JAこまちが誕生しました。その後、平成15年12月の機構改革を経て、令和3年3月に店舗統廃合を実施し、本店・6支店・各事業所の体制で現在に至っております。
当JAは、秋田県内陸南部に位置し、東は奥羽山脈によって岩手県と界をなし、西は出羽丘陵の一角を占め、南は神室山系によって山形、宮城の両県に接し、北は横手市と界をなしております。
雄物川の上流域及び成瀬川、皆瀬川、役内川などの各支流並びに子吉川の支流である石沢川の各流域に開かれた農耕地では「あきたこまち」を中心とした米をはじめ、野菜、果樹、花卉、畜産など県内でも有数の複合産地を形成しており、安全で高品質な農畜産物の供給基地を目指し、農業技術の向上と生産履歴記帳を推進し、それぞれの特性を生かした産地づくりに取り組んでおります。
なお、行政区は平成17年3月22日に自治体の広域合併により誕生した湯沢市(旧湯沢市、稲川町、皆瀬村、雄勝町)、東成瀬村、羽後町(三輪・西馬音内・田代・仙道地区)により形成されております。
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経営理念

組合概要
■会社名 | こまち農業協同組合(JAこまち) |
■所在地 | 〒012-0825
秋田県湯沢市北荒町5番8号 |
■電話番号 | 0183-78-2211 |
■FAX番号 | 0183-78-2228 |
■代表者 | 代表理事組合長 遠田 武 |
■設立年月日 | 平成10年6月1日 |
本支店・事務所のご案内_R4.8.1 (73KB) |
交通アクセス
秋田県湯沢市北荒町5番8号
イメージキャラクター「こまちゃん」

JAこまちの農畜産物を県内外へPRするため、イメージキャラクターを公募し、可憐で元気な「こまちゃん」が誕生しました。
胸にはサクランボ、手には笑顔のお米で、豊かな自然とみのりに恵まれた、JAこまちにふさわしいキャラクターです。
農畜産物販売のほか、食育教育活動などにも活躍し、広くJAこまちをPRし、みんなに愛されるキャラクターを目指します。